プロジェクトスクールは、文化・産業・社会を見通すことができ、それらの関係をつなぎながら継続させていけるようなプロジェクトを生み出すリーダーを育成し輩出することを目的としています。講師は、現在各地で様々なリーダーとして活動をされている方々です。スクール生の近未来への指針となる講義を行っていただくだけではなく、スクール生のプロジェクトにアドバイスをいただいたり、講師のリードするプロジェクトや企業にアルバイトやインターンとして現場で学ぶ機会も用意しています。

(五十音順)

池田晶紀

写真家

写真の授業を担当させていただきます。
「いい写真」って、どういうことなんだろうか?
「伝わる写真」って、どう考えればいいのだろうか?
そういった実用的なこと実戦する時間をつくります。
写真をむずかしくしない問題解決を目指します。

 

1978年横浜生まれ。1999年自ら運営していた「ドラックアウトスタジオ」で発表活動を始める。2003年よりポートレイト・シリーズ『休日の写真館』の制作・発表を始める。2006年写真事務所「ゆかい」設立。2010年スタジオを馬喰町へ移転。オルタナティブ・スペースを併設し、再び「ドラックアウトスタジオ」の名で運営を開始。2012年から始まったTAT(TRANS ARTS TOKYO)では、初年度からポートレイトプロジェクトを継続して発表している。


岩間 賢

美術家

此の地を開拓してきた先人がこの時代にもいる。
受講生には、その一歩前を歩いていくことを己の意志とし、踏みとどまることの潔さを学び、革新していく未来をつくる力を手に入れてほしい。
プロジェクト・スクールでは、特に創力・想力・忍力・体力・愛力を鍛え、表層と深層から自己力を探求していくことを要としたい。

 

1974年千葉県生まれ。
東京芸術大学美術学部博士課程修了後、文化庁在外研修員として2006年から2011年まで中国を拠点に活動。2015年からは愛知県立芸術大学講師として教育の現場にも携わる東日本大震災以降は、人・地域・労働の未来を考える「半農半芸プロジェクト」@茨城、「創ること・生きること」を提唱して廃校を再生した「月出工舎」@千葉、森に集い未来をつくる「森のはこ舟アートプロジェクト」@喜多方、空き家再生プロジェクトとして取り組んでいる「Onomichi AIRMUSEUM」@尾道などを手がけている。


桶田 大介

弁護士
牛鳴坂法律事務所

本スクールの掲げる「プロジェクト」は、複数の企業その他の団体や人々を「つなぐ」ものとされています。法律や契約は、「つながり」を整理して社会的に位置づけ、その成果を糧に新たな創造を行うための手段です。プロジェクトを立上げ、実行し、その成果を実のあるものとしていく「つながり」を実現するにはどうすればよいか。限られた時間のなかで、法律や契約に関する「視点」や「気づき」のヒントをお伝えできればと思います。

 

1975年生。2005年弁護士登録。2010年、ロンドン大学クイーン・メアリー校LL.M終了。2008年より日本アニメーター・演出協会の活動にプロボノで参加。2010年度以降、文化庁や経済産業省のアニメやマンガ関連事業に従事。現在はアニメやマンガに関する法務を行いながら、海賊版対策やアーカイブ、マンガやアニメ、ゲームの美術館等における展示など、立法や行政におけるアニメやマンガ等に関わる種々の取り組みに従事している。


太下 義之

芸術文化政策センター
主席研究員/センター長

ご存知の方も多いと思いますが、2020年のオリンピックへ向けて合計20万件もの文化プログラムが行われることになりますが、これらの文化プログラムは東京だけでなく、日本全国で実施されるになります。そして今こそ、これら文化プログラムの担い手となる文化芸術のプロデューサーやアート・マネジャーが必要とされていますので、本プロジェクト・スクールにおける「学び」を、こうした日本全国での新たなチャレンジにつげていきたいと考えています。

 

博士(芸術学)。独立行政法人国立美術館理事、公益社団法人日展理事、公益財団法人静岡県舞台芸術センター(SPAC)評議員、公益社団法人企業メセナ協議会監事。文化経済学会<日本>監事、文化政策学会理事、政策分析ネットワーク共同副代表。東京芸術文化評議会委員、アーツカウンシル新潟アドバイザー、鶴岡市食文化創造都市アドバイザー。著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム発起人、など文化政策関連の委員を多数兼務。


鹿野 順一

特定非営利活動法人
@リアスNPOサポートセンター

人生において無駄に思える悩み立ち止まる時間は、本当はとても有益な時間だと思います。そういう経験を重ねる中で、自分自身の見通しも立てられるのでのはないでしょうか。自分の役割の選択肢をたくさん持つこと。現場の状況に応じて何にでもなれる自分を忘れない人が、本当のリーダーになっていくのかもしれません。

 

1965年岩手県釜石市生まれ。震災直後、岩手県内のNPO法人メンバーたちと“地域住民による地域再生”を目指し、中間支援組織となる特定非営利活動法人「いわて連携復興センター」を立ち上げた。各方面からの支援団体と地元の団体をつなぎ、地域に芽生えた活動を後押しする。


嶋田 洋平

らいおん建築事務所代表取締役

僕の専門分野は建築設計です。ですが、パン屋さんを経営していたりします。ゲストハウスのオーナーでもあります。今、ファッションブランドを立ち上げようとしています。専門性を活かしながら領域を超えてフットワーク軽くビジネスを生み出す。

僕は、いつだって、自分の身近な暮らしの中で感じる小さな違和感をきっかけにして、それがより大きな地域や社会の課題につながっていることを捉えられた時にプロジェクトがスタートします。新しいプロジェクトをゼロから作り出し、ビジネスとして成立させて、継続させることで、それが自分と自分の周りの人の仕事になって、お金を稼ぎながら地域や社会を変えていく。なんと楽しいことでしょう。その方法を一緒に考えてみましょう!

 

1976年福岡県生まれ。東京理科大学理工学研究科建築学専攻修士課程修了後、建築設計事務所「みかんぐみ」チーフを経て、2008年らいおん建築事務所を設立。2012年北九州家守舎を、その翌年には都電家守舎を設立し、生まれ育った北九州市の小倉、そして家族と暮らす豊島区雑司が谷の間を行き来しながら縮退エリアにおけるリノベーションまちづくりによる再生事業を行っている。小倉魚町での実践によって「国土交通大臣賞」「都市住宅学会業績賞」「土地活用モデル大賞審査委員長賞」「日本建築学会賞教育賞」を受賞。著書に「ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり」(日経BP社)、共著に「2025年の建築 七つの予言」(日経BP社)、「最高に気持ちいい住まいのリノベーション図鑑」(エクスナレッジ)等。日経アーキテクチュア「アーキテクト・オブ・ザ・イヤー2017」第2位に選定。


清水 義次

都市・地域再生プロデューサー

新しい動きを創り出す際、今、地方都市が面白い。しっかりした眼で衰退している都市を観察し、課題と原因をしっかり把握する。その中で文化や芸術はどんな役割を果たせるのだろうか。眠っている地域資源を組み合せて課題解決するプロセスを、チームを編成し、つくり出していく。独りよがりはダメ。そのまちで生活している人たちに敬意を払い、地元に溶け込んで、動きながら考えて行くことが大切だ。温かい心と志そしてソロバンを併せ持つプロジェクト・リーダーが生まれることを期待する。

 

アーツ千代田 3331代表、株式会社アフタヌーンソサエティ代表取締役。
1949年山梨県生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業。
都市生活者の潜在意識の変化に根ざした都市・地域再生プロデュースを行っている。なかでも現代版家守(やもり)業の実践と啓蒙に注力し、千代田区神田・裏日本橋地区、北九州市小倉魚町や岩手県紫波町の塩漬けになった10.7haの町有地を新しいまちの中心にするオガールプロジェクト等のリノベーションまちづくりに取り組んでいる。


鈴木 康広

アーティスト

「なぜこんなことをやろうと思ったのですか?」と真顔で聞かれて困ることがあります。プロジェクトとは企画者にとっても思いがけないもの。身近な人に伝えたくなる小さな発見が、多くの人を巻き込むプロジェクトへと発展しました。「目的」ではない起点がどこかにあるような気がしています。

 

1979年静岡県生まれ。2001年東京造形大学デザイン学科卒。
日常の見慣れた事象を独自の「見立て」によって捉え直す作品を制作。
公共空間でのコミッションワーク、大学の研究機関や企業とのコラボレーションにも積極的に取り組んでいる。
2014年水戸芸術館 鈴木康広展「近所の地球」金沢21世紀美術館 鈴木康広「見立て」の実験室を開催。2016年「ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016」に日本代表として出展。
武蔵野美術大学空間演出デザイン学科准教授、東京大学先端科学技術研究センター中邑研究室客員研究員。2014毎日デザイン賞受賞。作品集『まばたきとはばたき』『近所の地球』(青幻舎)、絵本『ぼくのにゃんた』(ブロンズ新社)がある。


武田 昌大

Share Village Project村長

街には価値がたくさん眠っています。その価値を見出して、コンセプトからアイデアを生み出し、プロジェクトへと育てていく人材が今街づくりに必要とされています。私は「人がときめく仕組みづくり」をテーマに街づくりを行っています。皆さんのワクワクするような企画が楽しみです。

 

1985年秋田県北秋田市生まれ。 2008年立命館大学情報理工学部卒業、東京にてデジタルコンテンツ業界に従事。 2011年8月株式会社kedama設立。2016年5月内閣府が運営する地域活性化伝道師に選ばれる。 秋田の農業の未来に危機感を持ち、若手米農家集団トラ男(トラクターに乗る男前たちの略称)を結成。お米のネット販売サイトtorao.jptoraofamily.comを運営している。
2015年春クラウドファンディングで約600万円の資金を調達し、築133年の茅葺き古民家を活用した新ビジネス「シェアビレッジ(sharevillage.jp)」を立ち上げる。NHKクローズアップ現代や日本経済新聞など多数メディアに出演。全国で講演活動をし地域活性化に取り組んでいる。


遠山 正道

株式会社スマイルズ
代表取締役社長

「文化芸術プロデューサー」良い響き。でも、ちょっと漠としているかな。
われわれスマイルズは「妄想と実業が得意です」なんて言っている。文化芸術に二本の足を生やして、どっしり両足で立つ。大股でこちらに向かってくる。泣いたり笑ったり踊ったり、たまには小走りに逃げきったり。そんな言葉がくっつくといいかな。そんな人に私もなりたい。そんな人と友達になりたい。

 

1962年東京都生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、85年三菱商事株式会社入社。2000年株式会社スマイルズを設立、代表取締役社長に就任。現在、「Soup Stock Tokyo」のほか、「giraffe」、「PASS THE BATON」「100本のスプーン」を展開。「生活価値の拡充」を企業理念に掲げ、既成概念や業界の枠にとらわれず、現代の新しい生活の在り方を提案している。近著に『成功することを決めた』(新潮文庫)、『やりたいことをやるビジネスモデル-PASS THE BATONの軌跡』(弘文堂)がある。


中島 直人

東京大学准教授

まちはしぶとく、時間的な存在である。長期的ビジョンやプラン、その実現のための制度や組織は大事である。しかしそれらは変革を後押しすることはあっても、変革そのものを直接生み出すことができない。変革を生み出すのはひとりひとりの人間である。小さくてもいいので、それぞれが具体のプロジェクトをしかける。その手ごたえを確かめながら、方向性を軌道修正し、先へ、未来へ進んでいく。そのようなことに関わる人材に求められる素質や能力は様々であるが、最も基本にあるのは都市やまちの微細や機敏を観取し、その可能性を信頼する力であろうか。

 

1976年東京都生まれ。東京大学工学部都市工学科卒、同大学院修士課程修了。博士(工学)。東京大学大学院助手、助教、慶應義塾大学専任講師、准教授を経て、2015年4月より現職。専門は都市計画。主な著書に 『都市美運動 シヴィックアートの都市計画史』(東京大学出版会)、『都市計画家石川栄耀 都市探求の軌跡』(共著、鹿島出版会)、『建築家大髙正人の仕事』(共著、エクスナレッジ)、『パブリックライフ学入門』(共訳、鹿島出版会)。


中村 政人

アーティスト

何かを始めようとするとき与えられた事から始めるばかりでは、依存する状況から逃れられない。予算がないからできないではなく、予算をつくるところから始める。環境がないからできないのではなく、その環境をつくるところから始めればやれることが自ずと見えてくる。ゼロから始める覚悟を持ち自分を切り開く!社会を変える!そんな情熱的な人を期待します。

 

1963年秋田県大館市生まれ。3331 Arts Chiyoda統括ディレクター。東京藝術大学絵画科教授。第49回ヴェネツィア・ビエンナーレ(2002年)日本代表。1998年よりアーティストイニシアティブコマンドN主宰。富山県氷見市、秋田県大館市等、地域再生型アート・プロジェクトを多数展開。プロジェクトスペース「KANDADA」(2005~2009)を経て2010年6月よりアーティスト主導、民設民営のアートセンター「アーツ千代田 3331」(東京都千代田区/秋葉原)を立ち上げる。著書「美術と教育」等多数。平成22年度芸術選奨受賞。2011年より震災復興支援「わわプロジェクト」、2012年より東京・神田のまちの創造力を高めるプロジェクト「TRANS ARTS TOKYO」を始動。


馬場正尊

OpenA代表/建築家

プロジェクトを立ち上げ育てようとする時、僕が工夫していることを列挙しておく。まず、ゴールイメージをビジュアルで共有すること。メンバーで理想の風景を一緒に描けるようにする。次に、一人ひとりの役割、立ち位置を明快にすること。そして参加する個人のモチベーションの根元を把握し、理解し合うこと。そしてお互いに尊敬し合うこと。もちろん、目的や規模、分野によってプロジェクトのかたちは様々だ。しかしそれらを超えて、ベースとなる価値観は上記によって醸成されると考えている。スクールでは、それをスタートにして掘り下げていきたい。

 

1968年佐賀県生まれ。1994年早稲田大学大学院建築学科修了。博報堂で博覧会やショールームの企画などに従事。その後、早稲田大学博士課程に復学。雑誌『A』の編集長を経て、2003年OpenAを設立。建築設計、都市計画、執筆などを行う。同時期に「東京R不動産」を始める。2008年より東北芸術工科大学准教授、2016年より同大学教授。建築の近作として「観月橋団地(2012)、「道頓堀角座」(2013)、「佐賀県柳町歴史地区再生」(2015)など。近著は『PUBLIC DESIGN 新しい公共空間のつくりかた』(学芸出版,2015)、『エリアリノベーション 変化の構造とローカライズ』(学芸出版,2016)。


日比野 克彦

アーティスト
東京芸術大学教授

私という個人がいて、私以外の他者がいて、関係性の中から制作の動機が生まれ、私的な行為に対して、他者から共感のようなものが生まれていく先にプロジェクトに変容していく方向性が現れてくる、その際に選択肢としてプロジェクトにしないということもあり得る。私の場合、最初からプロジェクトという形から始めるということは少ないような気がします。どこかで個人での制作が根本にあるという意識があります。

 

1958年岐阜市生まれ。1984年東京藝術大学大学院修了。1982年日本グラフィック展大賞受賞。平成27年度芸術選奨文部科学大臣賞(芸術振興部門)。地域性を生かしたアート活動を展開。現在、東京藝術大学美術学部長、先端芸術表現科教授。岐阜県美術館長、日本サッカー協会社会貢献委員会委員長、東京都芸術文化評議会 専門委員、公益財団法人 日本交通文化協会理事を務める。


藤 浩志

美術家

作品を作ろうとするのではなく、プロジェクトを作ることとが大切だと思っています。普段抱えてしまう些細な違和感、あるいは興味関心に向き合うためのプロジェクトの実践を試みることで、自分の知らない新しい世界が広がります。家庭内のささやかなものから、社会を変革するものまで大小様々なありえないプロジェクトを一緒につくりましょう。そして期待に向かうその時間を楽しみましょう。

 

美術家。秋田公立美術大学教授1960年鹿児島生まれ。京都市立芸術大学在学中「京都情報社」を設立。同大学院修了後パプアニューギニア国立芸術学校勤務、都市計画事務所勤務を経て藤浩志企画制作室を設立。「鴨川泳ぐ鯉のぼり」「ヤセ犬の散歩」「お米のカエル物語」「Vinyl Plastics Connection」「Kaekko」「藤島八十郎をつくる」「polyplanet company」等地域に連鎖を生み出すプロジェクト多数。NPO法人プラスアーツ副理事長。十和田市現代美術館館長を経て現職。


森 司

東京アートポイント計画ディレクター
TURNプロジェクトディレクター

アートプロジェクトのやり方を学びたい方は応募必須です。企画を立て実施するには、知識と経験が必要です。それらを媒介するのが「言葉」です。アートプロジェクトを企画、実施、展開、記録、するために「言葉」を使います。チームで学び「言葉」を体得し、実践を通じて会得する学びの場として、タフなプログラム構成のPSは最適でしょう。私も「言葉」を用意して講義に臨みます。

 

1960年愛知県生まれ。公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京事業推進室事業調整課長。「東京アートポイント計画」の立ち上げから関わり、ディレクターとしてNPO等と協働したアートプロジェクトの企画運営や、人材育成・研究開発事業「Tokyo ArtResearch Lab」を手がける。「東京都による芸術文化を活用する被災地支援事業(Art Support Tohoku-Tokyo)」、オリンピック・パラリンピックの文化プログラムの展開に向けた東京都の文化事業のディレクターを兼務している。


山内 真理

公認会計士/税理士

プロジェクトを仕掛け、育むということは様々な関係性の中で責任を引き受けるという事でもあります。優れたイノベーターがいればプロジェクトが推進されインパクトが生まれるか?答えは否です。ところで会計はプロジェクトの経済的アーカイブを提供し、課題を可視化し、未来への地図を具現化するものです。本講義ではプロジェクトを推進する道具としての会計の使い方や、プロジェクトを取り巻く各種制度について考察します。

 

公認会計士山内真理事務所代表。
1980年千葉県生まれ。一橋大学経済学部卒。有限責任監査法人トーマツにて法定監査やIPO支援等に従事した後、2011年にアートやカルチャーを専門領域とする会計事務所を設立し、現在に至る。豊かな文化の醸成と経済活動は裏表一体、不可分なものと考え、会計・税務・財務等の専門性を生かした経営支援を通じ、文化・芸術や創造的活動を下支えするとともに、文化経営の担い手と並走するペースメーカー兼アクセラレータとなることを目指す。また、これら担い手との協働を通じ彼らの提案力を会計面からサポートし、産業とクリエイティブの融合の触媒になりたいと考えている。知財領域の法律専門家等を中心に法律的側面から文化・芸術支援の非営利活動を展開するArts and Lawの代表理事(共同代表)でもある。株式会社ギフティ監査役、特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会監事。東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京Tokyo Art Reserch Lab研究員。共著に「クリエイターの渡世術」、一部監修に「イラストレーターの仕事がわかる本」。


山崎 亮

コミュニティ・デザイナー

徳島県神山町や神奈川県藤野地域など、興味深い地域づくりが進むエリアには初期段階でアーティストが関わっている。そして、こうしたプロジェクトが大きく進展する際には、アーティストと地域の住民や産業がうまく協働している。今回の講座は、アートとコミュニティと産業のうまい協働について実践的に学ぶことができる場になるだろう。

 

studio-L代表。東北芸術工科大学教授(コミュニティデザイン学科長)。慶応義塾大学特別招聘教授。
1973年愛知県生まれ。大阪府立大学大学院および東京大学大学院修了。博士(工学)。建築・ランドスケープ設計事務所を経て、2005年にstudio-Lを設立。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。「海士町総合振興計画」「studio-L伊賀事務所」「しまのわ2014」でグッドデザイン賞、「親子健康手帳」でキッズデザイン賞などを受賞。
著書に『コミュニティデザイン(学芸出版社:不動産協会賞受賞)』『コミュニティデザインの時代(中公新書)』『ソーシャルデザイン・アトラス(鹿島出版会)』『ふるさとを元気にする仕事(ちくまプリマー新書)』『コミュニティデザインの源流(太田出版)』などがある。


(2017年5月29日現在)